
公務員を第一志望として考えてますが、
民間企業の就職活動を並行してするべきなのか、悩んでいます。
どうしたらいいですか?

時間には限りがあります。無限ではありません。
優先順位を決めて、取り組みましょう!
公務員が第一志望なら、公務員試験が終わってから、
民間企業の就職活動をすることは可能です。
公務員試験のスケジュールを立てる
公務員と言っても、国家総合職、一般職、専門職、地方公務員、学校事務など、さまざまです。
まずは、自分の第一志望、そのほかすべり止めも含め
優先順位を決める。
試験日を確定する
申込期間、筆記試験日程・面接試験日程を
スケジュール帳に書き込んでいきます。
本年度の日程がまだ公開されていない場合は、
昨年度の日程を参考に予定を立てておく。
日程が確定したら、書き直します。
「やるべきこと」を確定させる
就職活動に専念したいと思っていても、
どうしても、やらなければならないこともあります。
やるべきことをスケジュールに書き込んでいく。
- ゼミ活動、卒論
- 部活動、サークル活動
- アルバイト
- ボランティア活動
- 趣味・遊び
活動的なゼミなら、集まる機会も、調査する機会も、多いでしょうし、
卒論に向けたの準備の本格化してきます。
アルバイトしないと生活が成り立たない、最低限の生活費を確保する。
今まで続けてきたボランティア、やっぱり続けたい。
など、就職活動だからと言って、辞められないことも多いでしょう。
もちろん睡眠や、生活に必要な時間もあります。
必要な時間は、最初にスケジュールに落とし込んでみましょう。
公務員試験対策の時間を確保する
筆記試験対策はもちろん、面接対策を含め、
公務員を受験するために必要な勉強時間を
スケジュール帳に落とし込みましょう。
民間企業の具体的な取り組み方
公務員試験日程と勉強時間、やるべきことをスケジュールに落とし込み、
自分にはどれくらい民間企業を受ける余裕があるか、
見てみましょう。
人ぞれぞれ目指すものも、やるべきことも、能力も違います。
内定者と同じことをすれば、内定が出るわけではありません。
自分にとって、どの方法が現実的か考える。
自分の状況を把握し、
下の3パターンから、どのように進めていくか。
自分にとって、どの方法が現実的か考える。
パターン1:公務員試験の前 民間企業からの内定を狙う
民間企業は、3年生に夏のインターンシップを実施する企業があります。
夏のインターンシップに参加すると、早期選考が始まり、4年生になる前
内定を取ることができます。
- 色々な企業がインターンシップを開催しており、選択肢が多い。
- 内定が取れれば、安心できる。その後、公務員試験対策に集中できる。
- 民間企業の就職活動に時間が取られ、
公務員試験(特に筆記試験)対策が十分にできない可能性もある。
パターン2:公務員試験と並行
公務員試験準備から、民間企業の就活を同時並行することも可能です。
- 民間企業の全盛期に就活ができる。応募できる企業は最も多い。
- 民間企業の就活をすることで、ESや面接の経験を積むことができる。
- 選考が重なる可能性もあり、スケジュール管理が難しい。
- 公務員試験対策が十分にできない可能性もある。
パータン3:公務員試験の後 民間企業就活を始める
もし、公務員試験の結果が不合格だったしたも、
そこから民間企業の就活に変更することはいつでもできます。
求人票は4年生の前期がピークとなりますが、ゼロになることはありません。
進路変更はいつでも可能です。
- 公務員試験、民間試験にそれぞれ集中できる。
- 公務員ではないが、独立行政法人などの採用もある
- 大手企業の採用活動は終了している可能性がある。
- 求人票は少なくなっている。(ゼロではない)
自分の進路について考えを整理しておく
公務員と民間企業の就活を両立させるには、
自分の考えを整理しておくことが必要です。
公務員が不合格だった場合、どの時点で民間企業へ変更するのか
自分にとって何が一番いい選択なのか
考えておきましょう。

就職活動の進め方は人ぞれぞれです。
置かれている環境も、就職に対する考え方も
能力も得な事、不得意なことも違います。
誰かと一緒のやり方をすれば、正解になるわけでない。
自分にとって、何がベストか考えてみよう。
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