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【基本】特別な経験が無くても良い。ESで自分が伝わる書き方

提出書類

普通の大学生
普通の大学生

自分には
自慢できる特別な経験はないんです。。。
ESで、アピールしろ!って言われても、
自分の経験は
インパクトがないんじゃないかと思います。

何を、どう書けばいいのかわからない。。。

みぃ
みぃ

人事担当者は自慢話が聞きたい訳じゃないし、

誰も経験してない特別な経験が必要じゃないから
安心してね。

ES(エントリーシート)や履歴書に、
人が経験してないようなインパクトのある経験がないとダメだと
思っている人は多い。
でも、実は大切なのは、
インパクトのある経験ではなく、読み手がイメージできることです。

社会人がみんな、学生時代に特別な経験をしているわけでない。

大切なのは、日頃の自分の行動パターン

なぜなら、人事担当者は「再現性」を重視します。
入社後、仕事でも同じように行動できる人かを見極めています。

特別な日の特別な経験は、再現性が高いといえない。
たまたまかも知れない。
そんな自慢話のようなエピソードより、
日頃の活動パターンの方が日々の仕事で発揮されることを知っています。

特別な経験が無く、ESや履歴書が書けないと悩んでる人は、
最後まで読んでください。
日頃の経験をどのように書けば、
採用担当者に伝わるのかお伝えします。

人柄を伝えるには「具体的に書く」

経験したことを、最初から最後まで説明することでなく
自分が何をしたのかを
抜く出して書くのがポイントです。

「あなた」が「何をした」が大事

履歴書やESを読んでいると、活動内容は分かるが
自分が何をしたのかがよくわからない文章がよくあります。
NG文章としては、以下のような内容です。

  • ゼミの研究内容
  • 部活動やサークルの活動報告(サークル紹介みたい)
  • アルバイトの仕事説明(アルバイト求人広告みたい)


履歴書やESはサークル紹介や、アルバイトの求人広告ではありません。

  • 自分がどう考え、どう行動したのか。
  • 目標や課題のために、自分で考えた工夫。
  • どんな思いで、取り組んだのか。

自分が得意と思えるものでいい。他人と比べる必要はない

自己PRや長所を書くときに、大事にすることは

  • こんなこと普通。他の人でもやっている。
  • 自慢できるレベルでない。
  • 誰にも負けないものなんてない。

こう考えて、自己PRができない人は多いです。
でも、そんなこと考えなくてもいいんです。

人より優れいているかではなく、
自分が得意としているか。が大事です。

  • これは、得意なほう
  • どちらかというと、苦にならない

これで充分なのです。
他人と比べる必要はありません。
不得意なことに取り組み続ける仕事よりも、
得意な事を活かして仕事に取り組む方が、長続きします

「誰にも負けない強み」がなくても大丈夫です。
あなたが得意とすることを探してみましょう。

読み手が想像できる文章が大事

就職活動で大事なのは、
インパクトのあるすごい経験ではなく、
読んだ時に、印象に残る文章です。
それは「読み手が、あなたのことを想像できる文章」です。

抽象的な表現で、経験をまんべんなく全部書く。

「学生時代に力を注いだこと」「自己PR」は、
取り組んだ出来事の1から10までをすべてを説明するのでなく、
その中で、自分が特に取り組んだ部分だけを書きます。
全部を書こうとすると、
文章全体が出来事の説明文になり抽象的になります

読み手の記憶に残る文章を書きましょう。

  • あなたがイメージできる文章。伝えたい部分を絞っている。

どのように書けば、あなたがイメージできるのかは、
次でお伝えします。

人柄が伝わる具体的な文章の書き方(テクニック編)

人柄が伝わる文章に必要な構成

伝わりやすい文章の型がある

読み手が読みやすい、イメージしやすい文章には型があります。
まずはその型を理解することが大事です。

  1. 結論
  2. 状況や場面の設定
  3. 目標や課題
  4. なぜそうしようとしたのか
  5. 自分が行動したこと、工夫したこと
  6. 結果(数字的な結果でなくてもよい)
  7. まとめ(経験から得たことや、これからどう活かすのか、等)

結論から書く理由は、まず最初に
「この文章は何について書かれている文章なのか」を伝えるためです。採用担当者は読みながら場面を想像します。なので、一番初めに場面の設定し、お互いが同じ場面をイメージできるようにしておきましょう。

みぃ
みぃ

毎日、たくさんのESを読んで思うことは、
読み始めてすぐ、その場面がイメージしやすい話は印象に残りやすいということです。
反対に、想像ができない文書では、どんなにすごい経験でも印象に残りません。

結論は具体的かつ簡潔に。読み手がイメージしやすくなる

質問では、「必ず結論から答える(アンサーファースト)」。
「結論」とは、質問に対して、具体的かつ簡潔な答えのことです。

その質問にひと言で答えましょう
「そんなの、かんたんじゃ~ん!」と思っている人もいると思いますが、抽象的な人が多いです。

質問

学生時代頑張ったことはなんですか?

アルバイトを頑張りました。

これだけの結論では、どんなアルバイトを、どれくらい、何を頑張ったのか?イメージできず、わかりません。情報不足です。もう少し具体的書くと、

2年間、弁当屋でお待たせしないように接客のアルバイトをしたことです。

聞いたときに、ぱっと、頑張っている内容がイメージできる情報を入れましょう。

では、次の例文はどうでしょうか?

質問

学生時代頑張ったことはなんですか?

小学校から野球を続ており、高校では甲子園を目指し、厳しい練習にチームメイトと
切磋琢磨して取り組んでいました。大学ではマネジャーとしてチームをまとめてきました。
マネージャーの役割は、選手が試合に集中できるように環境を整えることです。

この文章では結局、何を頑張ったのかわかりません。
野球を頑張ったのか?厳しい練習をがんばったのか?継続してきたことを頑張ったのか?
マネージャーとして頑張ったことを伝えたいのか?

野球の経験を通して、色々な経験をしてきたので、たくさん伝えたい気持ちはわかりますが、
ESや履歴書には文字数制限があります。
限られた文字数にすべてを書こうとすると、全体的に抽象的で薄い内容になってしまいます。
伝えたいことを絞って書くことが大切です。

書く前に、自分が何を一番頑張ったのか?ひと言で伝えるなら何か考えてみましょう。
この場合、大学でのマネージャー経験が一番伝えたいことなら、結論として以下のように書くとわかりやすいですね。

大学時代、野球部でマネージャーとして50人の選手のサポートをしたことです。

みぃ
みぃ

ESや履歴書で大事なことは、出来事の大小や、結果の有無、特別な経験ではなく
書いた内容がイメージできるかが大事
です。

数字があればイメージしやすい

数字を入れた方がいいと聞いたことがあると思います。
良く勘違いするのが、「数字=結果」ということです。

「数字」は「結果・成果」ばかりでない。


「結果」は例えば、「アルバイトで売り上げを前年比120%にした」や「大会で1位になった」とか成果としての数字にこだわりすぎています。

「状況」「規模」「期間」を想像するための数字

例えば、ゼミの研究発表会で
①「1週間で資料を作成しなければならなかった。」
②「半年かけて資料を作成した」

①には「1週間という短い時間で仕上げる苦労」②には「時間をかけて取り組んだ苦労」があります。
これはどちらが優れているということでなく、それぞれ伝えたいことが違うのです。

同じように、
①「5人で完成させた」
②「20人で完成させた」
これもどちらが優れている、良い経験というわけでなく
①には「少人数で取り組む苦労」②には「大人数で取り組む苦労」があるのです。

このように数字があると、その状況を読み手はすぐにイメージできます。

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ガクチカに数字(結果)は必要?

書いた文章はチェックを受ける

「よし。書けたぞ!完成!!」って終わらすのでなく、そのあとは誰かに読んでもらいましょう。

誤字脱字のチェックだけでなく、
意味が通じるか、初めて読む人でも想像ができるか?自分のことを知らない人がどう感じるかなど
自分を知らない第三者にチェックをしてもらうのがお勧めです。

知り合いに読んでもらうのが恥ずかしい人は、
大学のキャリアセンターや、地元の新卒応援ハローワークなど
自分のことを知らない人に読んでもらうのがお勧めです。

まとめ

みぃ
みぃ

ESや履歴書に書けるような経験がないので、なかなか進まないと悩んでいる人は、
経験の大小や、だれも経験していない、特別な経験にこだわる必要はありません。
自分の日頃の行動が、相手にイメージできることが重要なのです。
まずは書いてみること、

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