自己分析って大切だと聞くけど・・・
自己分析って何ですか?
何をしたらいいの?
自己分析が、なかなか進まないし、
自分のやり方が合っているかわからないと
悩んでいる人も多いと思います。
『なぜ自己分析が必要か』理解しよう!
毎年、多くの就活生を見ていく中で、
「自己分析の理由を理解できている人」は、
自己分析の結果を活かした就職活動が
できていると感じます。
ただ、みんながやっているからという理由で
なんとなくやっていては、成果はでません。
まずは自己分析のポイントを理解しましょう!
スポーツでも
この練習をなぜやっているのか?
何ができるようになればいいのか?を
理解しなければ、
いくら練習をしても、上達しないのと同じです。
・なぜ、自己分析に取組むのか?取り組む理由
・自己分析をすれば何がわかるのか?目的は?
・自己分析のゴールはどこ?
この記事では、自己分析が必要な理由と、
就活にどのように活かしていくのかなど、
基本の内容をお伝えしたいと思います。
これから自己分析を始めようと思っている人
だけじゃなく、
自己分析をやってみたけど、
就活にどのように活かすのか分かっていない人も
是非読んでください。
自己分析が必要な理由 3つ
自分の能力や長所を自覚するため
日ごろ、私たちは「長所」を意識して、
行動することはありません。
長所は、意識して発揮するものでないからです。
気付いたら発揮しているもの
ついついやってしまう行動
なので、自分の行動を振り返り、日常生活の中で
「気づいたら発揮している行動」を
探してみましょう。
自分には長所がなくて…
と悩まなくてもいいんです。
実は、長所がないのでなく、
自分が気付いていないだけで、
必ず長所はあります!
特別な出来事で、特別に発揮する能力ではなく、
日常の些細なことで発揮する能力を探す。
自分にとっては当たり前のことなので、
すごい事じゃないし…ってことが、
実は、長所かもしれません。
日常の小さな経験を
ひとつひとつ書き出してみましょう。
自分と仕事のマッチングをさせるため
自分の好きなことができる仕事
自分の望む働き方ができる仕事
自分の得意な能力で取り組める仕事
自分の希望が100%叶う仕事があったら嬉しいですが
現実は難しい。
でも、できるだけ自分に合う仕事が選べるように
自分の価値観や能力を明確にして
自分の仕事選びの軸を作っておくことが必要です
どんな仕事も、
ひとつの能力のみを活かすのでなく、
色々な能力を複合的に活かし取り組みます。
例えば、一言に営業といっても、
企業や扱う商材、お客さんによって
営業が発揮できる力は違います。
営業職といえば、スラスラと話ができる人が
向いていると思うかもしれませんが、
その他にも色々と能力が必要です。
細かい能力を上げればきりがないほど
様々な力を発揮しながら仕事をします。
自分は人と話すのが好きだから営業!と
思っている人も、
面接では、話す力以外もチェックされています。
話す能力以外の自分の能力も整理しておき
面接でアピールできるようにしておきましょう。
また、話すが苦手だから、
営業は無理と思っている人も
営業でも活かせる能力があるはずです。
自分の得意なことを整理しましょう。
第三者に自分を説明するため
「人に説明する」って難しいですよね。
ゼミでの発表、アルバイトの新人教育、
部活サークルの後輩指導…など
皆さんも色々な場面で「説明」をした経験があると思います。
では、思い出してみましょう。
上手く説明できなかった時は、どんな時だったでしょうか?
それは、準備せずに説明した時や、
自分自身が表面的なことしか理解していない時は、
上手く説明できなかったのではありませんか?
など、準備をしておかなければ、
上手くは話せませんね。
自分の経験なので、話せるだろう、
どうにかなるだろうと思って
準備を疎かにしていると、上手く伝えられません。
自己分析でわかること 3つ
自己分析をすることで
過去の自分、現在の自分、将来の自分がわかります。
「価値観」や「大切にしたいこと」がわかる
自分の価値観?
大事にしたいこと?
急に聞かれてもわからないです。。。
という人も多いと思います。
自分の価値観を知るには、
今までの人生の選択をした時を振り返ってみましょう。
日常では、
なんとなく直感で選んだ事でも、
必ずその選択には理由があるのです。
その理由(価値観)を見つけていくことで、
自分がどんな人間かわかってきます。
また、「選ばなかった理由」も必ずあります。
選んだ理由が探しにくかった場合は
「それを選ばなかった理由」を考えてみましょう
「自分の特徴」がわかる
自分の特徴なんてあるのかな~?
長所なんて自分にはないし、
人に自慢できる経験もないな…
そんなことはありません!
必ず長所はあります。
そして自慢話は必要ありません。
皆さんは、これまでの経験を通して、
成長してきました。
その成長できた経験を素直に話せばいいんです。
それは成功経験だけでなく、
失敗経験も含まれます。
成功や失敗に関わらず、
経験してきた事はあなたを成長させたはずです。
失敗から学んだことがあれば、それは良い経験であったと思います。
その失敗があったからこそ、今がある。
そう思える経験なら、面接で話せる内容になります。
採用担当者は
皆さんの自慢話を聞きたいわけではありません。
どんな経験をしてきから、今の自分があるのかが
知りたいのです。
経験の大小に関わらず、
まずはどんな経験をしてきたのか
丁寧に思い出してみましょう。
「将来の自分の生き方」がわかる
将来やりたいこと?
どう生きたいのか??
そんなのわからないよ~
焦らなくても大丈夫。
過去の経験を振り返ることで、
将来が見えてきます。
過去の経験の上に、今の自分が存在します。
そして今の自分の延長線上に、
将来のなりたい自分があります。
過去と現在と未来は繋がっています。
将来どのように生きていきたいのか?
どんな人になりたいのか?
を考えるには、
過去の経験の分析が重要になります。
大きな経験である必要はありません。
小さな日々の日常の経験から考えてみましょう
将来のビジョンが描けないという人は、
将来ばかりを見ている可能性があります。
過去・現在にも目を向けることで、
将来の自分像が見えてきます。
過去の経験から、
なぜ自分がそう思ったのか?感じたのか?
何が大事なのか?自分の価値観は何か?
など考えてみましょう。
自己分析に終わりはない
自己分析はどこまですればいいの?
何をすれば終わりますか?
自己分析に終わりはありません。
なぜなら、自分の考えや価値観、置かれている環境は
変わる可能性があるからです
人生にはいくつもの岐路があります。
そのたびに、自分が一番大事なものを
考える必要があります。
人生の岐路では、自己分析が必要
就職活動だけでなく、
これからの人生の選択、岐路がたくさんあります。
人生の岐路は、ある日突然とくるかもしません。
その際、慌てないように、整理することで、
最善の選択ができます。
あなたの人生で大切なものは何でしょうか?
あなたはどれを大切にしたいですか?
もちろん複数あってもいいんです。
その場合は、優先順位をつけましょう。
何を大事にして生きたいかは、人によって違います。
どれが良くて、どれが悪いということも、
他人に言われることもありません。
自分が決めれば良いのです。
また、今の自分と、将来の自分の大切なものが
違っていてもいいんです。
なぜなら、
置かれている立場や、環境により
大事なものは変わっていくからです。
自分が何を大事にして生きていくのかを
自覚していないと、
せっかく内定をもらえても、
本当にこの会社でもいいのか?
自分に合っている企業はどんな企業なのか?
就職活動をいつまで続けたらいいのか?
と、就職活動の終盤で悩むことになります。
自分のことを理解した人は就職に対する満足度が高い
自己分析に納得するまで取り組んだ学生は、周りに流されるのでなく、自分で人生の選択ができています。自己決定できる人は幸福度が高いという研究もあります。
働きたくないし。。。やりたいことないし。。。
自分に何が合っているのかなんてわからない。どうしたらいいの?
と、思っている人も多いはず。
それは自分の過去にヒントがある。
まだやりたいことがわかってなくても、焦る必要はない!
自分の過去を丁寧に整理してみよう。
自己分析の意味を理解していないと、
やみくもにやっても意味がない。
目的意識をもって、自己分析をすすめていきましょう。
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