もうすぐ3月の就活解禁日になるけど、
何社くらいにエントリーしておけばいいの?
何社って基準があれば、安心するのかもしれませんが、それは、人それぞれで状況によって違います。ただ、ちょっと多めがいいかもしれません。
3月の就活解禁を前に、多くの就活生がエントリー数に頭を悩ませています。
実は、この答えに絶対的な正解はありません。個人の希望や状況によって大きく異なるからです。
ただ、自分が対応できるエントリー数より「少し多め」にエントリーすることをおすすめします。
なぜなら、それが後々の選択肢を広げ、より良い就職先を見つける可能性を高めるからです。
この記事では、大学のキャリアセンターで15年以上にわたり、年間1000人近くの学生相談に携わってきた新卒専門キャリアカウンセラーが、あなたの疑問にお答えします。
エントリー社数の考え方や、自分に合った数を見つけるためのポイントをご紹介します。
就職活動の終盤で、焦ることないように、準備していきましょう。
エントリー数の「正解」は存在しない!
悩んでるひとも多いと思います。
ネットで探しても、明確な答えがない。。。
周囲やネット上で「エントリーすべき社数」についての様々な情報が飛び交います。
「10社エントリーすれば安心」「20社が目安」といった
具体的な数字が提示されることも多いですが、
これらの基準はあくまで一般論に過ぎません。
実際には、あなた自身の状況や目標によって、
必要なエントリー社数は異なるのです。
自分の状況を把握する
まずは、自分自身の状況を客観的に見つめ直すことが重要です。
以下のポイントを考慮してみてください。
★まず初めに読んでほしい。自己分析の基本
★学生時代頑張ったことのエピソードがない
★自分の特徴や長所がわからない。見つからない
社数だけでは意味がない
エントリー数を増やすことに注力するあまり、
一つ一つの企業について準備が不十分なってはいけません。
単に数を増やすことではなく、
各企業について調べ、自分が本当に働きたいと思える会社に絞って
エントリーすることが重要です。
自分のペースでエントリー数を決める
就職活動では、スケジュール管理が非常に重要です。
無理に予定を詰め込んで中途半端な結果になることは
避けたいものです。
3月の就活解禁に向けて、
これからのスケジュールを効果的に組み立てていきましょう。
やるべきことを可視化する
まずは、これから3ヶ月程度先までの「やるべきこと」を
スケジュールに落とし込んでいきます。
就職活動以外の下記のような重要な活動も
忘れずに記入しましょう。
- ゼミ活動や学業
- 部活動・サークル活動
- アルバイト
- ボランティア活動
- 趣味・遊び
- 睡眠や生活に必要な時間
活動的なゼミなら、集まる機会も調査する機会も多いでしょうし、
アルバイトしないと生活が成り立たない、
今まで続けてきたボランティア、やっぱり続けたい。
など、就職活動だからと言って、辞められないことも多いでしょう。
もちろん睡眠や、生活に必要な時間もあります。
やらなきゃいけいこと、大事なことが疎かにならないようにしましょう。
就職活動の時間を把握する
やるべきことを書き出した後、就職活動に使える時間を具体的に把握しましょう。
- 毎日の空き時間
- 週単位での使える時間
- 月単位での活動可能時間
これらを計算し、視覚化することで、
自分がどれくらい就職活動に時間を割けるのかが明確になります。
バーチカル式のスケジュール帳がおすすめです。
時間の使い方が一目で分かり、効率的な計画を立てやすくなります。
3月解禁時にすべての企業に応募する必要はない
説明会には3月以降にも実施されますが、
企業によっては、4月からスタート、5月からスタートもあります。
手持ちの企業が少なくなってくれば、新たに気になる企業にエントリーして、
自分の状況に応じて、受けれる企業を増やすことはできます。
「少し多め」にエントリーしておく
選考過程での絞り込みされる
多めにエントリーすることをおすすめする主な理由は、
選考過程で企業数が自然と絞られていくためです。
これらの要因により、最初にエントリーした企業数よりも、
実際に最終選考まで進む企業数は少なくなります。
志望度の低い企業は辞退
エントリー数が多くなることで、スケジュールの管理が難しくなり、
時間に追われる時が来るかもしれません。
その場合は以下の対策を取りましょう。
辞退のタイミング
選考を辞退することはいつでも可能です。
自分の状況や志望度に応じて、辞退の判断をすることが大切です。
まとめ:自分に合ったエントリー戦略を見つけよう
就職活動は初めは、時間がかかりますが、
「慣れ」もあるので、だんだんと短期間で準備ができるようなります。
「もっとできそう!」と感じたら、エントリー数を増やしましょう。
就職活動におけるエントリー数は、一概に「これが正解」と言えるものではありません。以下のことを考えて自分のペースで進めていきましょう。
- 自己分析とスケジュール管理を重視する
- 自分の状況、希望、能力を客観的に分析する
- バーチカル手帳などを活用し、時間を可視化する
- やや多めのエントリーを心がける
- 選考過程での絞り込みを考慮する
- 今しかエントリーできない機会を逃さない
- 柔軟な対応を忘れずに
- 必要に応じて辞退や優先順位の変更を行う
- 自分のキャパシティを見極めながら調整する
- 質を重視したアプローチを
- 単に数を目標にするのでない。
- 自分に合った企業を選び、丁寧に取り組む
状況に応じて、自分ができる範囲で最大限、取り組もう!!
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